ブライドルレザー
ブライドルレザー
ブライドルレザーとは、馬具用の革として厚みと堅牢度を追求して開発された革のことを指します。表面を覆う白い粉は「ブルーム」と呼ばれ、急に革がブチッと切れてしまわないように革に擦り込ませてあるロウのことです。
ブライドルレザーの仕上がり感や特徴
使い込むほどに表面の蝋がこすれ落ち、持ち主それぞれに異なる表情を見せてくれます。ブライドルレザーは、経年変化を楽しめる点に加え、簡単な摩擦で傷つきにくいところも素材としての魅力です。
ブライドルレザーの経年変化例
使っているうちに手の体温や擦れでゆっくりとブルームが落ちていき、重厚感がありつつも上品なブライドルレザー本来の革を楽しむことが出来ます。
ブライドルレザーのお手入れについて
最初はロウが残っているため、プレケアとしてある程度ロウを取って頂くために、乾いた柔らかい布、または、柔らかめの馬毛ブラシで磨いてください。万双エイジングクリームを併用してお手入れを行って頂くことをお薦めしております。
色ムラについて
ロウを革の内部まで擦りこませることにより堅牢度が増すのですが、ロウは人の手の体温や擦れなどで自然となくなっていきます。その際に色むらが生じますが、自然にん馴染むのを待つか、気になるようでしたらブラッシングで綺麗に落とすことも可能です。