他の製品にも言えることですが、万双を選んでいただく方は「ハイブランドなど一通り体験した方」が多い。 その理由として挙げられるのが「シンプルであること」。装飾どころかロゴさえ入っていない質実剛健ぶりを評価してご購入いただいています。 たかが名刺入れ、されど名刺入れ。ビジネスマン必携のツールは、「シンプル」が最強であると万双は考えます。
名刺入れx1、ポケットx3を装備しており、収納力と名刺の取り出しやすさも魅力的。 名刺入れ部は名刺を40枚ほど余裕で収納できるので、いただいた名刺の保管に活用される方も多いです。
クロコダイル 名刺入のご紹介
Product introduction商品の特徴
Feature01 あの仏メゾン御用達の最高級クロコダイルを使用
万双が採用しているクロコダイルは、誰もが知る仏高級メゾン専属のタンナーから仕入れており、さらに腑の美しさにこだわって贅沢に使用しているため、どうしても生産量が限られてしまいます。 また革本来のエイジングを楽しんでいただけるよう、鞣し後にオイル仕上げを施しています。これにより最初はマットな表情ながら、使い込んでいくうちに顔料仕上げでは味わえない豊かな革本来の艶を堪能することができます。
02 革小物でも手を抜かない「捻(ネン)引き」
こちらの名刺入れは、革の縁に細く深いライン(溝)を引く「捻(ネン)引き」をカード段の縁などに施しています。 捻(ネン)は装飾的な意味もありますが、これを引くことでコバ磨きで使う蜜蝋を革の中まで染み込ませることができ、コバの毛羽立ちを起きにくくし、さらに耐水性を上げる効果があります。 作業としては一手間がかかりますが、長い間使っていただくためには、こうした細かい作業の積み重ねが必要だと考えています。
03 見えない部分にも最高級の素材を使用
クロコダイルの革は厚みが無いことから漉くと強度が下がるため、試行錯誤を重ねて裏面に薄いベルギーレザーを貼り合わせ強度を増すことに成功しています。 ただし通常の財布で使われているような芯材用の革を使うのではなく、表側として使う最高級革を裏張りとして使用。 目に見える部分だけでなく、見えない部分にも最高級の素材を使い、強度と耐久性を上げています。 さらに熟練した高度な技術により、財布自体の革の厚みを出さないようにしています。
04 見た目が美しく耐久性に優れたステッチを実現
皮革製品は手縫いの方がミシン縫いより優れているように思われがちですが、手縫いが全てにおいて優れている訳ではありません。 万双では、手縫いとミシン縫い両方の長所を兼ね備えた縫製にこだわった結果、「菱縫い」を採用。 クロコダイルの革は凸凹があるために他の革以上にじっくりと縫う必要があり、一針一針ずつゆっくりミシンを進めることで、「見た目が美しく耐久性に優れたステッチ」を実現しています。
05 カラーバリエーションは4色ご用意しています
ご利用されるシーンやお好みの色、ラッキーカラーなどになるべく対応できるよう、カラー展開は「ブラック」「ダークブラウン」「キャメル」「ネイビー」の計4色をご用意。複数持ちして使い分けるのもお洒落ですね。
革の紹介
Mansaw’s Leatherクロコダイル
一頭として同じ鱗模様がないため、唯一無二の表情や個性を楽しむことができるクロコダイル。万双では、某高級メゾンが利用している、ヨーロッパでも一級とされているタンナーから仕入れた革を使用。また革本来の味を楽しんでいただくために鞣し後にオイル仕上げを施し、これにより最初はマットな表情ながら、使い込むことで深く濃くなっていく色味を堪能できます。定期的に万双エイジングクリームでお手入れをしていただくことをおすすめしますが、少しの汚れであれば、柔らかい消しゴムで軽くこすって取り除くことができます。また水に濡らしてしまった場合は、できるだけ早く乾いた布やティッシュペーパーで拭き取り、陰干しをした後にクリームでお手入れをしてください。
商品詳細
Detail素材 | クロコダイル(ワニ革) |
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ライニング | ベルギーレザー |
サイズ | W7.0/H10.5(cm) |
重量 | |
機能 | 名刺入れx1、多目的ポケットx3を実装。 |
万双のおすすめ商品
万双について
About Mansou“独創的でありながら、普遍的な粋を語れる革製品メーカーであり続ける”
手間ひまをかけて丁寧にコバ処理がされている製品は、コバが傷ついてしまっても何度でも磨き直しが可能なため、何十年と使用された製品も、コバ磨きをすることで再び輝きを取り戻し、長くお使いいただくことができます。
クロコダイルの革はクロム鞣しのため、タンニン鞣しと比べるとコバが綺麗に仕上がりにくく、万双では通常の倍近い時間をかけ、財布の命とも呼ばれるコバを丁寧に磨き上げ、最高に贅沢な仕上げを実現しています。
秀麗で堅牢たるステッチ
皮革製品は手縫いの方がミシン縫いより優れているように思われがちですが、手縫いが全てにおいて優れている訳ではありません。
万双は、手縫いとミシン縫い両方の長所を兼ね備えた縫製に拘り続けました。
その結果、万双が採用しているのが「菱縫い」。
刃物で切るように、スッと革に菱型の縫い目を開け、ここに糸を通してキュッと締め上げると、糸が斜めになって収まる。これを丹念に繰り返していくと、一目一目が綺麗に斜めになった縫い目ができあがります。
「見た目が美しく耐久性に優れたステッチ」。
これが万双の「菱縫い」の特徴です。
厳選された部品の数々
商品細部にこだわり、実用性とデザイン性のバランスを絶えず意識しながら、最高品質の製品を提供する万双。
この飽く無き追求心は、製品の細部にも宿っています。
たとえば、鞄の持ち手。一般的にはゴム芯やアルミ合金などに革を巻き付けて作られるものが多いのですが、万双が採用しているのは、革を積み上げ削り出した持ち手。
革の塊を積み上げた後にくり抜き、さらに鉋を用いて曲面を調整。こうして生み出された持ち手は、手のひらへの馴染みが心地良く、また使い込むほどに、使い手に合ったハンドルへと変化していくのです。
そのほかにも、鞄に使用する金属は、すべて真鍮の削り出しを使用するなど、万双では、常に製品全体のバランスを考え、労を惜しむことなく、何を採用するのが最善であるかを常に考え製作を行っております。
手間を惜しまないコバ処理
手間ひまをかけて丁寧にコバ処理がされている製品は、コバが傷ついてしまっても何度でも磨き直しが可能なため、何十年と使用された製品も、コバ磨きをすることで再び輝きを取り戻し、長くお使いいただくことができます。
万双では、製品をご購入いただいたお客様と共に製品を育てていくという考えに基づき、コバ処理には一切の妥協をいたしません。
拘り抜いた道具
使用する道具は、ヨーロッパ製から日本製まで世界各国の厳選された逸品が並びます。
職人は、自分のスタイルにあった道具を選び、自分自身の確立されたスタイルで製品を組み上げるのです。
また、持ち合わせの道具では上手く製品を組み上げることが困難な場合、職人自らが、何年もかけて納得のいく道具へと改良を施します。
徹底的に完璧な組み上げにこだわった、万双の職人らしい発想であると思います。
万双が、あえて製品にブランドマークを刻まない理由
万双の使命は革に新たな息吹を与え、末永くご愛用頂ける製品を提供し、お客様と共に育んでいくことであると考えております。
革は、身につけていくうちに、ご自身だけの皺や傷が刻まれ表情が変わっていきます。
万双が、あえてブランドマークを製品に刻まなくとも、ご自身の生きた軌跡が革に刻まれていくのです。
情熱至上主義
技術の修得は、職人になるために必要不可欠です。時間をかけて経験を積めば、職人の基礎的な技術は身に付ける事ができるでし。しかし、技術と経験に加えて忘れてはいけないのが「情熱」。
本当に才能のある職人は、対象物に対して「情熱」を持ち続ける職人の事を指すのではないでしょうか。
製品の企画、組み上げ、メンテナンス、全てに全力で取り組む万双の職人。
万双は職人の高い技術と経験、そして「情熱」によって支えられているのです。