知っておいて損はない、
旅行用「ボストンバッグ」の選び方。
ジップで開口部が大きく開くため荷物が取り出しやすく、大容量で荷物を沢山収納できる「ボストンバッグ」。キャリーケースと比べると機動性が高く、空港や駅などで「ボストンバッグ」片手に颯爽と歩けば絵になりますよね。しかしサイズや素材など、選ぶのに悩むのも正直なところ。そこで今回は旅行の時に役に立つ「ボストンバッグ」の選び方をご紹介します。これから「ボストンバッグ」を購入予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
「ボストンバッグ」の素材は用途や目的に合わせて選ぶ。
ナイロンやポリエステルの「ボストンバッグ」は、お手頃価格で購入できる上に軽量なので、気軽に使いやすいのが魅力。
とくに海や川などに行く場合は、強度と撥水性が高いポリエステルの「ボストンバッグ」がおすすめです。ただし大人が使うにはチープ感が否めないので、なるべく大人っぽいデザインのものを選んだほうが無難です。
車で移動する場合や、飛行機や列車で大人の旅行を楽しみたいなら、やはり素材は革が本命。商談を伴う出張などにも使える品格の高さは、他の素材では味わえません。また耐久性の高さや、使い込むほどに育っていくエイジングは革ならではの魅力ですよね。
もしどうしても本革だと重さが気になる、という方は合皮も選択肢の一つ。強度は本革と比べると劣りますが、反面、水に強いという特性も。
「ボストンバッグ」の素材は、用途や目的、利用シーンなどに合わせてお選びください。
「ボストンバッグ」のサイズは飛行機内に持ち込めるものを。
今は各ブランドから、様々なサイズの「ボストンバッグ」が発売されています。
ハンドバッグを一回り大きくしただけのレディースの「ボストンバッグ」から、数日分の旅行の荷物を収納できるものまで多種多様。
それだけにサイズ選びで最も失敗しやすいのが、「大は小を兼ねる」と、必要以上に大きな「ボストンバッグ」を購入してしまうパターン。
大きくなればなるほど収納力は上がりますが、そのぶん持ち運びが大変になりますし、途中でロッカーなどに預けられないことも。
さらに飛行機の中に持ち込めず積荷扱いになってしまうと、空港の外に出るまで時間がかかりますし、途中で破損してしまう恐れもあります。
汎用性の高さを考えるなら、高さ45×幅35×奥行20cm以内、3辺の合計が115cm以内の機内に持ち込めるサイズが目安になるでしょう。
外ポケットがあればチケットやパスポートの出し入れが容易に。
「ボストンバッグ」も他のバッグ同様、ポケットが多ければ多いほど、いろんな荷物を細かく仕分けして収納できて使いやすいですよね。
しかし意外と見落とされがちなのが、外ポケット。パスポートやチケットなどをバッグの中に収納してしまうと、いちいち出し入れするのが大変。その点、外ポケットが装備されている「ボストンバッグ」なら、サッと出し入れができます。
ただしスリットタイプのようにオープンな外ポケットの場合、旅行の途中で中に入れたものが滑り出てしまったり、スリの被害に遭うことも考えられるので、ファスナーなどでしっかり開閉できるタイプであることが重要です。
旅行にはショルダーストラップ付きの「ボストンバッグ」が必須。
最後に旅行用の「ボストンバッグ」の必要不可欠なパーツをご紹介。それはショルダーストラップです。
常に手で持ち歩いていては機動性に欠けますし、片手が塞がってしまい小さなお子さんがいる場合は手をつなげません。また万が一転んでしまったら大怪我することも。さらにチケットやお土産を買うたびに手から離して床に置いたりすると、盗難の被害に遭うこともあります。
ショルダーストラップが付いている「ボストンバッグ」なら、肩にかけて持ち運びできるので、両手が空いて、お土産選びやチケットの購入なども簡単に。
快適な旅行には、ショルダーストラップ付きの「ボストンバッグ」は必須ですね。