人気のタイプ別に見る「ボストンバッグ」の魅力。

その重厚でシックな佇まいから、列車の座席やクルマのシートにポンと置くだけで絵になる革製の「ボストンバッグ」。
旅行だけでなく、商談を伴う出張などのビジネスシーンにも最適です。また使い込むほど美しく進化していくのも、他の素材では見られない特徴ですね。
一昔前までは重いものが多く敬遠されがちでしたが、現在は内装の素材などを工夫することで軽量化を図っているブランドも。
それでも重さが気になるという方は、革とキャンバス生地を組み合わせた「ボストンバッグ」を選ぶ、という手もあります。大ぶりなサイズでも1kgを切るものもあり、革とキャンバス生地のエイジングも楽しめます。
また「革は水に弱いから」とおっしゃる方は、水に強い防水レザーを採用した「ボストンバッグ」を検討してみてはいかがでしょう？

おもにナイロンなどの機能素材を使用。中は間仕切りなどがないシンプルな一室構造になっていることから、ウェアだけでなくスポーツ用品をサッと詰め込める点が人気の、スポーツバッグタイプの「ボストンバッグ」。
底面に独立したシューズ専用ポケットを設け、さらにその逆サイドに、ドリンクボトルなどを入れられるメッシュポケットを備えているものもあり、ゴルフはもちろん、ジムや旅行バッグとしても活躍します。
スポーツやジム用といったアクティブな印象が強いですが、シンプルなデザインを選べば旅行や普段使いにも対応。
スポーツブランドのものだと、大きくブランドロゴがプリントされているものが多いですが、普段使いや旅行での利用をお考えなら、デザインやカラー、ブランドロゴなどは主張控えめなものを選ぶことをおすすめします。

軍人や船員が使う丈夫な布製バッグをルーツとしているダッフルバッグ。
それだけに耐久性に優れているモデルが多いのが特徴で、さらに着替えやタオルなどの荷物が多くなるシーンに適していることから、最近ではジムバッグと呼ばれることもあります。
主に旅行やキャンプ、スポーツの遠征などで使われる、実用性の高い「ボストンバッグ」ですね。
ポリエステルやナイロンなど軽量な素材を採用しているものが多く、小さく折りたたんで収納できるタイプなら、保管にも場所を取らないのも便利。
高級ブランドともなると、丈夫なバリスティックナイロンを採用、さらに荷物の量に応じて拡張するエキスパンダブル機能を搭載しているものも。
さらに最近では、バックパックとして背負うこともできる2WAY仕様のダッフルバッグも登場しています。

いずれのタイプの「ボストンバッグ」にも共通している重要なポイントは、デザイン。
大きくて存在感があるだけに、主張が強いカラーやデザインだと使うシーンや合わせるコーディネートを限定しがち。
幅広いシーンでの利用や着こなしに取り入れることを考えると、やはりデザインはシンプルなものに限ります。
便利な外ポケットも、大きさや形状など控えめなデザインを選べば、ぐっと汎用性が高まりますよ。
またちょっとした機能の有無が、人気の差になることも。たとえばショルダーストラップ。旅先で荷物が増えたときに肩にかけられれば移動の際の負担がぐっと減ります。さらに左右どちらからでも開けられるダブルファスナーや、地面に置いても底面を傷つけない底鋲など、気の利いた機能を装備している「ボストンバッグ」が人気ですね。