「バックパック」とは…歴史や特徴、選び方のポイントを解説。
アウトドアのみならず、通勤や通学などの様々なシーンで使われる「バックパック」。 現代の私たちの生活には欠かすことのできないアイテムですが、その歴史や名前の由来などは意外と知られていないのでは? ここでは、機能的な特徴や選び方のポイントなどとあわせ、「バックパックとはなんぞや」について簡単に解説しています。 「バックパック」をお探しの方、選び方で迷っている方は、参考にしていただければと思います。
「バックパック」と「リュックサック」の由来、それぞれの歴史について。
多くの方が「バックパックとリュックサックの違いとは?」と、疑問に思っていると思います。 結論を先に言いますと、元の言語が違うだけで、どちらも“背中の袋” を意味します。 「バックパック」は英語で “backpack” と書き、「リュックサック」はドイツ語で “rucksack” 。 「バックパック」が生まれたのは、1952年の南カリフォルニア。アウトドアブランドであるKELTY(ケルティ)の創始者、ディック・ケルティが自宅ガレージで制作したものが、そのオリジンだそう。 (ちなみにリュックサックが初めて日本に持ち込まれたのは1902年のことで、とある地理学者がドイツ留学から帰国した際、登山道具とともに持ち帰ったことがきっかけと言われています) 日本では1980年代頃にアメリカ文化のバックパッキングが広まり、それと同時にバックパックという呼び名が定着したとされています。
使用目的に応じて選びたい「バックパック」の種類
「バックパック」には大きく分けて「登山用」と「旅行用」の2種類があります。 「登山用」は長時間にわたって荷物を背負うことを想定しているので、重心がぶれないようにするために縦長のものが多く、ウエストベルトで負荷を分散させるタイプが多い。 「旅行用」は、「登山用」と比べると小物を取り出しやすさを重要視していて、ポケットが多く、タブレットなどガジェット専用のポケットが付いているものが多い。 同じ“背中の袋” でも、利用するシチュエーションによって選ぶべき種類が違うことは、覚えておいて損はないと思います。
デイリーユースの「バックパック」を選ぶ時のポイント
ビジネスやオフの日の外出時など、日常で使う「バックパック」を選ぶ場合は、主に以下の2点に注目してみましょう。 【収納力】デイリーユースに最適なのは「デイパック」と呼ばれるサイズ。一日分の荷物を運ぶのに十分な大きさで、容量は20リットル前後。やや大きめを選ぶ時も30リットル程度にしておきましょう。これ以上大きいと、街中や電車など公共の場所で邪魔になりがちです。 【カラー】アウトドアブランドの「バックパック」は、蛍光カラーや鮮やかなカラーも多く展開されています。挿し色として取り入れるという手もありますが、街中での使用が前提であればブラックやブラウンなど、ベーシックなカラーのものを選んだ方が無難でしょう。
ビジネスバッグを得意とする万双が生み出した「バックパック」の新境地。
「双鞣和地 バックパック」は、万双独自の皮革「双鞣和地(そうなめしわじ)」を使用。どこか懐かしいふっくらとした形状と、革が持つ独特の雰囲気を愉しみながら末永くお使いいただけると思います。 「双鞣和地 ビジネスリュック」は、”トランクケースの雰囲気”をコンセプトに開発したバックパック。背負った時はもちろん、手に持った際もビジネスバッグとしての雰囲気を醸し出し、スーツスタイルにも合うフォルムに仕上がっています。